食後や就寝前にゆったりと葉巻をくゆらす・・・・。そんな大人の楽しみにあこがれる人は多いはずだ。最近ではアメリカでブームが起こったこともあり、男性だけでなく女性の間でも愛好家が増えてきている。
初めて葉巻を買うときは、その種類の多さに驚き戸惑うだろう。産地やブランドからサイズ、価格まで実に多種多様だ。
葉巻はキューバのイメージが強いが、ジャマイカやドミニカ、ホンジュラス、メキシコなどのものも有名だ。ブランドの数は数百種類もあり、太さ、長さともにさまざまなタイプのものが出回っている。
忘れてはいけないのが、葉巻はふかすだけで肺まで吸い込まず、口に広がるアロマを味わうことだということ。
葉巻の価値は、豊潤なアロマを放つかどうかで決まる。
熟練した職人が手作業によって生み出す伝統的なハンドメイドと、ここ数十年で盛んになったマシンメイドでは、外見は同じでも中身は全く違う。
初心者だからといって手ごろな値段の葉巻を試すと、本物の葉巻がもつアロマを楽しむことはできない。
吸い口を作るカッターは、ギロチン式かハサミタイプが使いやすい。ワイルドな男を気取って歯で噛み切ったりしないほうがいい。先が割れると吸い心地が悪くなり、吸い口が細くなっている葉巻だと、どのあたりを切るかによって断面積が変わり、それによっても味が変わるからだ。
ブランデーやワインのほか、ラムやバーボン、スコッチなど、好みの酒と合わせて葉巻のための時間をもつ、そんな贅沢はいかがだろう。